おもちゃショー開幕　スマホ使う商品も

最新のおもちゃ約３万５千点を集めた国内最大の玩具見本市「東京おもちゃショー２０１３」が１３日、東京ビッグサイト（東京都江東区）で開幕した。スマートフォン（多機能携帯電話）やタブレット型端末を使って遊べるパズルをはじめ、時代を象徴するおもちゃが勢ぞろいしたという。

テンヨー（東京）の「ディズニー　ラストワンピース　ジグソーパズル」は、完成したパズルの絵をｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）やｉＰａｄ（アイパッド）を使って見ると、画面上に花火などの動画やメッセージが映し出される。今年の「日本おもちゃ大賞」で大賞の一つに選ばれた。

同じく大賞になったバンダイ（東京）の「ドキドキ変身！ラブリーコミューン」はスマホ型の玩具。画面に触れると、人気テレビアニメ「ドキドキ！プリキュア」に登場するヒロインの声や音楽が流れる。

スマホやタブレット型端末の画面に付いた指紋や汚れを拭き取るタカラトミーの小型ロボット掃除機「オートミーＳ」も人気を集めた。会場を訪れた小売業者は「ことしは新しい遊び方を提案するおもちゃが増えた」と述べた。